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2022年12月
2022.12.12
オイルキャッチタンク取付
F様 平成24年 DNT31 日産 エクストレイル
症状⇒信号待ちからの発進時、アクセルペダルを床くらいまで踏んでも進まなかった事があった。
こちら、エアフロメーターという部品でエンジンの吸入空気量を計測する装置です。
(左⇒車両から取り外した部品 右⇒新品部品)
左側の部品にはオイルがかかって濡れています。
このせいで正確な空気量が測定出来ず、アクセルペダルを踏んでも進まなかった原因が考えられます。
こちら、エアクリーナー(フィルター)という部品でエンジンが吸入する空気のゴミや異物を除去する為の部品です。
ですが、こちらもオイルで汚れております。
原因はブローバイガスと呼ばれるエンジンの中で燃え切らずに残ってしまったガスが先程の部品達を汚していました。
ですので、このブローバイガスのオイルを溜めるキャッチタンクを取付します。
※ちなみにこのブローバイガスは不純物が多々含まれている為、大気中に解放すると法律違反となり車検不適合になります。
車検をきちんと実施されている皆様のお車には、通常ブローバイガス還元装置が付いておりますので、ご安心下さい。
エンジンルームに取り付けた所です。
意外に取付スペースがなく、担当整備士のF君が手作りでステーを作ってくれて、このようにきれいに収まりました!
これで、ブローバイがエアフロメーター等に行くのをかなり防ぐ事ができるはずです。
F様にもご納得頂きました!
ただタンクに溜まったオイルを抜かなければいけません、始めはどのくらいのスピードでオイルが溜まるのかがわかりませんのでまた数週間後か数か月後に点検させて頂きます!
F様、いつもご利用ありがとうございます!!
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